冬でも更地の草むしり、見かけは枯れていましたがしっかり根は張っていて大変でした

この時期には少ないのですが、草むしりの依頼をいただきました。

場所は更地で約230平米の広さ、かなり大きな敷地面積です。この更地を手作業で草むしりして欲しいとのご希望でした。

見た目は枯れているので簡単に作業を進めることができるのではないかと考えていました。サクサクと作業をこなして3名、3時間程度で終了の予定です。

作業開始30分程度で見積りが甘かったことに気づきます。思いのほか、しっかりと根が張っていました。枯れているように見えて、しっかりと根付いています。夏の草むしりとそんなに変わらないかも・・・

しかも、葉の部分は枯れているのでボロボロと朽ちてしまい、逆にやりにくいです。

とりあえず、地道に作業を続けるしかありません。最初は手前から奥へと進めていましたが、気分的な問題で奥から手前へと進めることにしました。

開始1時間半程度、少しずつではありますが作業は進んでいきます。

枯れているので草が多くないように見えますが、実はかなり濃い密度で草が生えています。

むしった草を積み込んでいた軽トラックも徐々にいっぱいになってきました。

とりあえず半分程度は終了したでしょうか。ここまで約2時間半の時間がかかってしまいました。確実に当初の見積時間で終えることはできなそうです。

軽トラックも草でいっぱいになったので、草の処分場へ出発。

手前から奥を見てみると、まだまだ草は残っています。残り半分は残っていないと信じて進めていくしかありません。

今回の草むしり場所はテニスコートの真横でした。隣のテニスコートでは紳士、淑女が楽しそうにテニスを嗜んでいました。通常は更地の草むしりを行うとゴミなどが出てくるのですが、今回はゴミなどはほとんど出てこず、代わりに大量のテニスボールが出てきました。間違いなく、隣から飛んできてます。最終的には30個程度出てきたでしょうか。

草むしりをしていると、かなりの数の冬眠中テントウムシを起こしてしまいました。せっかく温かな場所で冬眠していたテントウムシたちに申し訳なかったです。無事に別場所を見つけてくれるとよいのですが・・・

そんなこんなで、休憩もはさみながら、順調に作業を進めていきます。

作業中はやってもやっても終わらないような感覚でしたが、ここまでくると終わりが見えてきたように感じます。

草むしりも残りわずかとなり、ラストスパート。残りの草をむしって、あとは軽トラックに積み込むだけです。

最後にむしった草を全てかき集めて、軽トラックに積み込みます。草むしりの草は合計で軽トラック2台分になりました。

何とか約230平米の草むしりを無事に終了することができました。結局、3名、5時間の時間がかかりました。見積りが甘かった部分は大きな反省点ですが、今回の経験を今後の糧として頑張っていきたいと思います。結果としてお客様に対しては格安で作業を提供することになり、良かったのではないでしょうか。